忍者ブログ
企画展示室
[39] [56] [57] [55] [54] [53] [52] [51] [50] [49] [48]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

※相手は自前のモブ主従
※LANとアティカさんは勝ち抜き
※セリフと補完絵のみの雰囲気漫画未満
※なんとなくLANが悪役くさい
※一部背景画像はこちらより拝借







ド…ッ

「主様!!」



『もう諦めたら?キミたち二人とも もう戦う体力 残ってないでしょ』
『ボクも流石に 死人は出したくないからね』

「…どうしてよ」
「何で、あなたなんかが勝ち残るのよ」
「自分の欲望を満たすためだけの、利己的な願いのために戦っているあなたが!」

『利己的?』

「そうよ!あなた、私の問いにこう言ったわよね!?c,l,rの全てを知る権限を得ること、c,l,rの目的を知ることが願いだと!自分自身の好奇心を満たすためにだと!」
「主様…」



「…信じられない!そんな利己的な願いのために、私の…いいえ、私だけじゃない、沢山の人の、尊い願いを踏みにじるの!?」



「あなたなんかのために踏みにじられていいような願いじゃない、重大な願いを持ってここにいる人だって沢山いるのに!」
「それなのにあなたは!」







































「…!?」

『誰のどんな願いも はたから見れば自己満足 その人にとっては何よりも大事な願い』
『そんな人の数ほどある願いに 尊いも何も 価値の差なんてあるわけないじゃない』
『それとも何?キミは 世のため人のための願いを叶える為に来た すばらしい偉い人間だとでもいうつもり?』



『それに ボクからしてみれば キミの願いだって十分 利己的』

「なんですって!?」

『キミがいう "自然保護"とやらを呼びかけて キミは何がしたいの?』
『自然を守ろう 動物達を守ろう って そういう"正義"をしてる自分に 酔ってるだけじゃないの?』



『キミの願いこそ "誰かの願い"を踏みにじってでも かなえる価値はあるというのかい?』
『おや その顔は図星かな?言えないんだね 他人の願いを犠牲にしてでも叶える価値のある尊い願いだと 胸を張って言えないんだね』

「黙りなさい!私は!私は…!!」

「主様…」

「私は…私は正しいのよ…間違ってなんか…間違ってなんか…」
「…っ…」



『LAN、彼女もウ戦闘ノ意思ないみタイ。ホラ、パスが書き換えられてるヨ?』



『ホントだ 三の黄昏 クリアだね』
『夕暮れはもうちょっと見ていたいけど とっととおさらばしよう 砂嵐が痛いよ』

『全くだヨ、砂粒が顔や身体に当たっテ、たまっタものじゃないヨ』

『あぁそうそう』
『どっかの反乱組織が 学園都市からの脱出を 計画してるらしいよ』

「脱出…?」



『ここでのたれ死ぬのが嫌だったら 便乗させてもらえば?地上にくらいは戻れるかもね』
『ゲームのルールには違反してるから 見つかったら大変なことになるけど』

「…あなたは…それに乗じる気はないの…?」

『まさか』
『φちゃんが c,l,rが 何を考えているのか このゲームの目的は何なのか』
『気になることは 山ほどある だから それを知るまで 抜ける気なんてない』

「…」

「主様…」

「…名残惜しいけれど、お別れね。ゲームに負けた以上、貴女をここに留めてはおけないわ」








『ネー、ちょっと、LAN?』

『どうしたの アティカちゃん』



『オマエたちばかりデ話進めテ、ボクがおいてきぼりだったじゃなイ?つまらなかっタ』

『ごめんごめん アティカちゃんも あの人たちに 何か言いたいことあった?』

『んー、大体LANが言ってたのト同じヨウな感じ?』

『それじゃ ボクが代弁したげたってことで いいじゃない』

『よくないヨー退屈だっタんだからネ?』


=====

LANがでしゃばりすぎたせいでアティカさんの出番が少なくなってしまった。アティカさん、ホントごめん。

バトルの流れは、

精神お子様主従が素早さと決定力で押しつつも相手のタフさに苦戦

長期戦で互いに疲労が溜まる

召喚獣ジュゴンが雨乞い使用(※とくせい:潤いボディ)、回復を狙う

好機とばかりにカートリッジ(=BW技マシン)をかみなりに付け替え、アティカさんに陽動してもらいつつ雨で必中になったかみなりで一気に勝負をつける

って感じでいいんじゃないのかなと(投げやり)


ちなみに相手の主従は召喚士:ホエルオー♀(白学教師)、召喚獣:ジュゴン♀(ル・リエ)のコンビ



なんか続いた
PR
忍者ブログ [PR]